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仕事を辞めて、子供の頃からの夢だった獣医の資格を取るために、大学入学を果たした元社会人学生の奮闘記
by hirugi1
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カテゴリ:獣医の戯言( 11 )
解体だあっ
春休みに入って、某所で動物病院修行中の管理人です。

夏休みも世話になった所で、多少は勝手がわかっているので
やりやすいです。
先生もスタッフの方もみんな親切でありがたいこと
この上なしです。
相変わらず役立たずなんですが−( -_-)


先日、某所でスナメリが打ち上がりました。
スナメリって、イルカの仲間でとてもラブリーな生き物です。
いろいろなつてで、先生と一緒に解体に立ち会ってきました。


時間がたっていたので、砂浜に埋められてました。
で、若干(いや、かなーり)熟成したスナメリ様を掘り出し、
ビニールシートで運び出します。
計測した後は、解体です。



d0013151_2253152.jpg
















すさまじい光景にもかかわらず、一般のギャラリーが集まり、
小さい子は臭いとその光景にビビったのか、泣いてました(^^;)


興味深いことはたくさん。
専門家の方もわからない事がたくさん。



でも・・・



スプラッタ解剖が楽しく思えるのは、この1年で感覚が
変わってきた結果なのか??


スナメリがなぜ、打ち上がってしまったのかわからない
けれど、その体は半年後には某博物館で展示される、
はずです。
骨格標本にもドラマはあるようです。
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by hirugi1 | 2007-03-09 22:56 | 獣医の戯言
病院研修雑感
春休み惚けが続く管理人です。


諸事情により、先週で大学付属病院研修を一旦終了
しました。


10月末から週1日、講義の合間のわずか1限分。
1時間半〜2時間弱×約13回


ちりも積もれば、というべきか。
中途半端というべきか。



無駄ではなかったはずだ。



2年生で臨床は何もわからず、犬の扱いすらできない
にもかかわらず受け入れてもらったのは、教育機関
である大学病院だからか。
担当研究室の先生も、研修医の先生も先輩たちも
親切でした。邪魔なのによく相手してくれたものです。
ありがたや、ありがたや。


とはいえ病院で自分ができることは犬の保定くらい。
それすら、まともにできない時もあって凹むことしきり。
自分より体重が重い子を抑えて翌日筋肉痛になったり、
小さすぎて力の加減がわからず、研修医の先生に抑え過ぎ、
って注意されたり。
慣れない自分に抑えられた子たちには申し訳なかったなあ。



白衣の上に「研修生」「2年生」と書いた名札を下げて
いても飼主さんは、そこまで見ない。
年を取っていて、白衣着ていれば「先生」なのである。
担当の先生がいなくなって、二人きりになると突然
相談されて焦りつつ、
「すみません、まだ学生なんで〜」
と笑顔で答えると向こうはけげんな顔。
紛らわしくてすみません(^^;)。


それでも、
「○○ちゃんはいつもおとなしくていい子ですね」
「検査長引いてすみませんねえ」
といったちょっとしたコミュニケーションがとれるだけでも
楽しい。



毎週通ってくる患者さん(患畜というのは馴染めない・・・)は、
名前も覚えるし、思い入れもけっこうある。
そんな子がだんだん良くなる時もあれば、悪化していく
場面にも遭遇する。
腫瘍を切除、再発、足の切断、転移。
自分の身に何が起きているかわかっているのか、いない
のか。上目使いでこちらを見ながら、おとなしく自分の腕に
頭を預ける子の暖かさに切なくなることもあった。
安楽死を選択肢として呈示する場面にも2回立ちあった。
考えることは、いろいろある。



講義で習ったことが、病気とつながった時はやはり勉強の
醍醐味を感じたし、知らないことは、とにかくメモをして、
後でチェックする。
紙で勉強した事は、実際に見てこそ身になるような気がした。



とにかく、無理してでも頑張って行ってよかった、と思う。
病名や薬の知識はこれからつけていけばいい。
知りたかったのは、病院で医者がどう動き、どう患者と飼主
に接して治療を進めているかということだ。


学べるうちにできる限り、学んでいければいい。
これからまた世話になる分は、いつか自分が返せばいい。


などと、つらつら思う今日この頃でした。
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by hirugi1 | 2007-02-28 15:33 | 獣医の戯言
ミスを犯さないために
たぶん、もっと勉強して経験をつめばこんな事思わないんだと
思いつつ。

テレビで病院特集みたいなのをやっていて、医療ミスの話があった。
ミスは許されないのはそうだけど、やっぱり大なり小なりミスを積み
重ねないとベテランにはなれないのかな。
テレビに出ている手術歴数百件という先生も、最初は大事に至ら
なくてもきっとミスはあったのではないかと思う。
違うかもしれない。
よくわからない。
ミスを100パーセント回避して、熟練した医者になれるのだろうか。

たまたま、今日は解剖実習で、 ちょっとしたミスをした。
うっかりというか想定外の事態が解剖相手に起きていて、切っては
ならない所を切ってしまった。
ごめんごめんと、解剖相手に謝り、実習グループの仲間に謝る。
それですむからまだいい。
(もちろん、次は同じミスはしませんが)
当然、実際の手術だったら、うっかりはやってはいけない。
本当に怖いなあ、と思った。
この先、自分が一体どういう場面に遭遇するのかわからないけれど、
命を預かる身であれば、ミスは犯したくない、と思った次第。

まだ、甘いのかな。
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by hirugi1 | 2006-12-12 21:35 | 獣医の戯言
凹むことが多くて
どうも余裕のない日々を送る管理人です。
パソコンには向かっても書き込む気力がないというか。
度合いは大なり、小なりですが凹むことが多いです_| ̄|○

でもまあ、酒は飲んでますが(爆)

軽い凹み一発。

先週から大学付属家畜病院に、講義の間の2時間弱だけ
研修させてもらうことになった。
短い時間とはいえ、個人の病院と違うなあと思ったのは
・先生(研修医・スタッフ含め)が多い
・とにかく忙しい(特に先生は)
・診察時間が長い(悪い意味ではない)
・病気の種類が違うものが多い
などなど。

そんな中で前回私の仕事のほとんどは、ある患者さんの
小型犬を抱いていることでした。
それは仕方のないことだったのですが、かれこれ20〜30分
抱えていると5キロの小型犬もけっこう重くなってくる。
へたくそに持つから、犬の方も辛くなってくるのがわかる。
で、頑張る→腕が痛い→変な持ち方になる→犬が嫌がる
→また頑張る

を、繰り返してようやく解放された時、


腕、震えてましたっ!


そして


次の日筋肉痛になりました!


まじ、凹む・・・。
腕立て伏せ、云々のレベルではないぞ。
獣医は体力勝負なのに・・・。
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by hirugi1 | 2006-10-31 00:20 | 獣医の戯言
ずどーん!なお客さん
天高く馬肥ゆる秋。
アルコールで激太りの管理人です_| ̄|○。

先日朝一で、眠たい目をこすりながら(いや、寝ていた)
講義を聞いていると窓際で、


ずどーんっ!!


という音が一瞬。
周りがちょっとざわつきましたがそのまま
粛々と講義は続きます。


しかし。

管理人はその時から落ち着きを無くしてました。


「絶対、鳥が窓ガラスに激突したに違いない」


ということで、後半の講義はいかに不慣れな敷地内にて
鳥を捜索するかで頭は一杯。

ようやく終わった講義の後、シュミレーション通り、教室の裏へ
回る。
行くとそこは薮というか、茂み。
薮こぎは得意だけど今日のパンツはジーンズではない。
しかしそれを無視してずかずかとしばらく捜索すると。



あら、キジバトさん、こんにちわ♡



ということで茂みにうずくまるキジバトを発見。
読みが当たったぜ!!!すごいじゃん、自分。
すぐ保護して野生動物の研究室へ連れていこうとして近づいたら



速攻、私の頭をかすめて逃げました(ToT)



いえ、それでよかったのです。
鳥が窓ガラスにぶつかることはよくあることで、その結果脳震盪を
起こします。
重傷だと自然復帰できません。
たいていは、保護したら段ボールに入れて暗くして安静にしていると
飛んでいけるようです。
今回はちょっと期待して(いえ、本当はしてはいけない)鳥に近づいて
しまいましたが、無事???飛んでいってくれて安心です。
人に保護された段階で、野鳥は死んだも同然ともいえるし。

なにはともあれ、管理人に激突しないで飛んでいってくれた
キジバトさんの今後の平和と幸運を祈りたいもので。


・・・ということは、今回の自分は鳥を救おうとして、
びっくりさせて飛ばしただけ???_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○
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by hirugi1 | 2006-10-12 01:52 | 獣医の戯言
ヒヨさんさようなら
おっと珍しく連続。

さっきメールみたら例の動物病院で面倒見ていた
ヒヨドリのお子様を某公園へ放鳥した、という連絡が。

病院最後のころはまあ、人の顔みりゃ餌くれコール
と同時にケージの中で飛びかかってましたからねえ。
翼の羽の一部が抜けていたので心配でしたが
生えてきていたし、訓練の賜物で多少は自力で
餌食べるようになっていたし。

もちろん、野生の世界ですからこの先どうなるかは
神のみぞ知る、ですが無事に生きていってくれる事を
願ってます。

ヒヨさん、頑張れ〜。
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by hirugi1 | 2006-10-02 23:40 | 獣医の戯言
病院研修その1
ということで細々と動物病院通いをしている管理人です。
とはいえ、諸事情により明日で終了ですが。

そもそも獣医学科に入ってわずか3ヶ月で病院に
行こうとした自分がアホだったのかもしれません。
とはいえ、自分としてはとてもためになっています。

病院の迷惑になるので詳細は言いませんが、
ホームページで検索して、面白いと思った病院に
直接アタックして研修を受け入れてもらいました。
太っ腹な先生です。
あくまで個人(もう一人先生がいます)経営の
普通の動物病院です。犬猫が中心で、積極的では
ないですが傷病鳥獣も受け入れてます。
それだけでなく、院長先生の多様な活動に興味を
持ってしまい、強引に押し掛けてしまいました。

どうなることやら、と思いつつ初日。
道に迷い、いきなり遅刻(TT)。
AT(動物看護士)さんににこやかに白衣を渡され、
「実習生」の名札を借りる。
おおお、という感じで形から入ってしまう。
とはいえ、何もできないので診療が始まってもうろうろ
見学するばかり。
でもっていきなり昼休みに犬の手術(子宮蓄膿症)。
うわああ、いきなりこれですかあ!
と思いつつ別に病院では普通のことなので、まあ、
落ち着けと思いながら始まり、その後も断続的に
患者さんが訪れます。
あわあわしているうちに初日は終わったという感じでした。

先生が親切に所々で教えて下さるのでありがたい。
何しろ、本当に何もわからないので、そもそも
何を聞いていいのかわからない。
ものすごい、気後れを感じてしまいます。
わずかな知識のはずの解剖学(骨学)や組織学も
記憶喪失であまり役に立ちません。
後で復習しないとなあ、と実感。
教科書だけではわからないことばかり。

そんな中、無条件に楽しいのが病院にいる先生が飼っている
お犬様達&猫様と収容されている野生および飼育患者さん。
犬も猫も飼ったことがない管理人としては、ほ乳類の暖かい
感触はまさに「癒し」。
改めて、人がなぜペットを飼うのかわかるような気がちょっと
しました。

で、今の管理人のお気に入り。





d0013151_23144481.jpg

ヒヨドリのお子様です。
管理人と出会ってから数週間がたち、今現在かなり大きく育ちました。
指を見ると餌くれおねだりをします。
かわいいのでつい、餌をやってしまいますが、野生に戻るためには
自力で餌をとってもらわないといけないので、我慢です。
この子の放鳥が見られないのは残念ですが、元気に巣立って
くれることを願ってます。




ということで、また次回。
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by hirugi1 | 2006-09-21 23:33 | 獣医の戯言
キジバトさんこんにちわ
試験の愚痴が多かったので反省気味の管理人です。
とはいえ、また試験勉強で毎日8時近くまで図書館
に缶詰です。



さてうちの獣医学科には直属ではありませんが「野生動物
医学研究室」が存在します。
詳細はともかく、基本的に先生がいますので、周辺市町村
から傷病鳥獣(ほとんど野鳥)がぽつぽつ持ち込まれます。
なので、先生に頼んで収容された動物が来たらできる
限り連絡をもらうようにしています。

で、昨日見てきた患者さん。





d0013151_2354517.jpg
どうも、キジバトのででっぽー(仮)です。
猫にかまれました。胸骨むしられました。
あ、首も咬まれました。
痛いです。怖かったです。死にそうでした。
で、ここはどこ??私は誰??






などと思っているのでしょうか。(うそうそ)
先生曰く、猫に咬まれた胸骨の一部が落ちかかっている
ので麻酔をかけて詳しくみて、処置をするとのこと。
見学したかったのですが、あいにく予定時刻は必修講義
の時間。先生にもすぐ終わるから講義の方に出て下さい、
と言われ、術後にまた来ることに。

翌日、見に行ったら何事もなかったように元気なお姿。
結局、落ちかけていた骨と痛みの激しい組織の除去と
傷を焼いて(←これはちょっと驚き?の処置に聞こえる
かも)治療終了したそうです。
後は元気になって、飛ぶ訓練をしたら放鳥の予定との
ことでした。まあ、よかった、よかった。

ついでにシジュウカラのらぶりぃな巣立ちヒナも来客中。
一緒に見に来た友人は初めてらしく「かわいい♡」を
連発。うん、そりゃかわいいよ〜。


本当は、この研究室にたくさんの生き物が持ち込まれない
方がいいのですが・・・。
早くこういう生き物を治せるようになりたいものです。
そのために乗り越えなければいけない道はまだ遠く続いて
います。
頑張らねばなあ。
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by hirugi1 | 2006-07-06 00:13 | 獣医の戯言
ありがたいこと
もう眠れない不眠の管理人です。連続投稿です。はい。

去る9月に、大学時代のサークル25周年の集まりに行った時に、北大の獣医学科
を出た後輩から

「古いかもしれませんけど、本あまってるので送りますよ」

というありがたい言葉。

で、先日、届きました。
重さなんと28.8kg。郵パックぎりぎり。
で、圧倒されました。


こんなん、やるんですかあ〜!!!という感じ。


犬の解剖だけでも一冊の本になってます。

見るのが恐いです。
これからホントについていけるのか。

でも、これが現実なんだと思う。大学が違うし、年代も違うからきっと
新しい教科書(参考書)を買うことになると思いますが、参考になります。

じわじわと、学生になって勉強するんだ、という感じが久しぶりにしました。
学校始まったら、バイト、どうしようかなあ。

とりあえず、後輩に感謝です。

(でも家畜なんちゃらとかは嫌だなあ。犬の解剖もえぐかったし〜)

頑張っていい学生になろう。
というか自分のやりたいことができるように努力しよう。
それが、今の私の生きる道。
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by hirugi1 | 2005-12-16 04:07 | 獣医の戯言
久しぶりに仕事
えー失業給付受給中の管理人ですが、お仕事が入りました。
というか前からやっていることなのですが。

仕事は東京都獣医師会野生動物対策委員会の議事録係なんですけど。

在職中から世話になっていた日本獣医畜産大学の先生の斡旋で今の仕事をもらい
ました。
今は小笠原の固有種の保全について東京都(小笠原も東京都ですから)で何がで
できるか、ということで議論し、今日は小笠原役場の関係者と会合がありました。

ここでは詳しくいいませんが、小笠原の自然は想像以上に危機的な状況にあります。
根本的には人間が、開発を進めた結果固有種の生息地が奪われて、その後、外来種
による被害が拡大している、というのが現状ですが、そんな現状でも石原東京都は
小笠原を世界遺産に登録したくてしょうがないらしく、現状を全くわかっていない
お殿様の強引さに現場は困り果てているというのが実際のようです。

で、獣医師会として何ができるかというと、とりあえず、直面の問題としてノネコ
の問題があって、村としてはずっと捕獲、避妊・去勢手術をしてきて、減少傾向に
あるのですが、まだ被害あるとして、東京都獣医師会でなんとかできないか、とい
うことで、今回小笠原の役場現場担当の人と会合をもったわけです。

外来種の問題は今、深刻で日本各地で問題が起きています。
その中で獣医師ができることは何か。
それを私自身が探っていきたいと思っています。

自然保護において、獣医師にはいろんな可能性がある、と思っています。

今日は勉強になりました。

寝たきり生活から久しぶりに頭を使いました(^_^;)

復活できるかな。

いや、難しいな。
でも頑張ろう。
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by hirugi1 | 2005-10-21 01:52 | 獣医の戯言