なぜ獣医なのか、つけたし |
そもそもなぜ獣医なのかは書いた。 じゃあ、なぜ大学受験の時に獣医学部を受けなかったんだ、ということ になりますよね。 当然、ねらってました。 でも、当時私の頭には国立しかなくて、しかも親も当然大学は国立、と いう考えの人たちだった。私立は論外。 家を出たかった私は、唯一学科ではなく学部がある北海道のH大を第一 目標にして、一浪して受かった。 でもH大は、教養の1年半の成績で、希望学部を選ばせる方法をとって いました。だから大学入っても気は抜けなかった。 「動物のお医者さん」のブームのあおりで、当時獣医学部は超人気学部 でみんな密かにしのぎを削っていた。 で、結果として、私は苦手の数学で点を落とし、300人中29位。 獣医学部の定員は20人。そして上位20人全員が獣医学部志望だった。 しかも全員女性。 そして、私は第二志望の学科へ行き、鳥の生態を研究する研究者の道を 選んだ。 そりゃ、親にはさんざんなじられました。 なんのために地方に出したのか意味がないと。 でも現実は厳しかった。だからずっとその挫折感を味わっていた。 獣医学部に決まったクラスの女の子と話すのも嫌だった。 研究者としての生活はそれはそれで実に充実していた。 でも、どこかでわだかまりを持っていたような気がする。 だから、今またこうして回り道をして、元に戻ろうとしている。 戻れるかどうかは、わからないけど。期間限定だからね。 まあ、そんなところです。 |
by hirugi1
| 2005-04-17 16:56
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